【40手前の専業主婦の離婚まで】離婚を視野に入れて相談先を探す②行き着いたところは………

こんにちは、抹茶です！

40歳手前の専業主婦でしたが、こども2人を連れて離婚することを決意。
その経緯などを記憶を思い出し書きたいと思います。
自分でもこんな日がくるなんて想像もしていませんでした。

迷いあがいた結論は‥‥

色々と相談先を探しても一向に先が見えません。
mattyapafe.hatenablog.com

これじゃ全然だめだ。。。。。

書類的に離婚することは簡単かもしれません。
離婚届にサインさえもらえれば、市役所に提出してはい終わり！！

でももしそうだと、私の手元には何が残るんだろう。。。。

こどもは私が親権をとれるのだろうか？？元旦那が不倫したんだから、絶対私に親権だろう！！
とは思いながら、取り返しのつかないことになったらどうしよう。。。。
元旦那、義両親はとにかく長男にこだわっているので、長男のがおだけ親権を主張してくるかも。。。

あーだこーだ考え始めると止まりません。

こうなったら、弁護士さんしかない！！！
こどもの親権をとって、絶対私が育てる。
どうなるのかは不安でいっぱいだけど、こども、私自身、生活、全て私にかかっている。
私が必死でやらないでどうするんだ！！

最初は離婚の悩みや相談で弁護士さんに会うなんてやりすぎかなと思っていました。
なんだか弁護士さんなんて敷居が高くて、踏み込めない世界のようで躊躇していました。
しかもお金をかけてまで相談だなんて、私にはそんなお金の使い方ありえない気がしていました。
なるべく弁護士さんに会いたくないって最後まで避けていた気さえします。

弁護士さん探しをはじめる

色々探してみましたが、どんな弁護士さんがいいかさっぱりわかりません。
離婚に強い弁護士さん、事故などの示談に強い弁護士さん。それぞれ得意とする分野があるようです。

ドキドキしながら弁護士事務所に電話をしました。
受付の方がでて、名前や年齢、住所、相談内容、相手（元旦那）の名前など色々と聞かれました。
どうやら相談内容に登場する人物と弁護士さんが知り合いではないか調べてから受付できるようです。
なるほど！確かに弁護士さんが元旦那や義両親の知り合いだったらと思うとぞっ！とします。

無事受付が終了し、いよいよ面談の日程が決まりました。時間は40分で5,000円。高い！！！(>_<)
もちろん初回の相談に無料で応じてくれる弁護士事務所もあります。
でも「無料」にどうしても疑惑を持ち始めた私はあえて有料の弁護士事務所に申し込みました。

日程が決まったので、限られた時間でより適切なアドバイスをもらうため準備をはじめます。

1. 結婚してから現在までの事実経過
2.登場人物の図
3.不倫の事実や状況

これで私の家族状況や環境は少しはわかってもらえるはず。

それから弁護士さんに聞きたい質問を箇条書きにしていきました。

1.親権は私がとれるか？
2.離婚する際の注意点はあるか？
2.財産分与はどうなるのか？
3.慰謝料はもらえるか？

いよいよ弁護士さんとの面会！！

通された部屋の奥に30代くらいの若い弁護士さんがいました。いかにも弁護士さんっていう感じです。
「ロボットみたいに、ひたすら回答されるのかな？」なんて正直ビビってしまいました。

弁護士さん「離婚のご相談とお伺いしましたが、今までの経過を聞かせていただけますか？」
私「私なりに表にしてみたんですが。。。見ていただけますか？」
弁護士さん「まとめてきてくれたんですね。それは助かります。」
私「（心の中で）よかった・・・・。」

弁護士さん「先生と不倫ですか‥‥‥。ひどいなぁ。」

嘘でもほんとにこの言葉に救われました。弁護士さんありがとう！！

それからは夢中で質問攻めです。でも弁護士さんはきちんと答えてくれました。
今までとは違います！意見の押しつけもありません！抽象的ななぐさめだけではありません！

私はとにかく無我夢中でアドバイスを書きとめました。

弁護士さんのアドバイス

親権

親権に関しては、基本的にこどもは母親の親権になるので大丈夫。とのことでした。
私の場合も次男のがおが4カ月ということもあり間違いなく母親が親権である。
また、兄弟は原則離れ離れにすることはないので長男のむーも自動的に母親。大丈夫です。と言ってくださいました。
それだけでほんとうにどれだけ安堵したことか。

離婚の仕方

私、こどものために公正証書の作成はしておいたほうがよいといわれました。
離婚後に万が一トラブルになった時に、必ず役に立つということでした。
養育費、財産分与、慰謝料、面会交流などなど必要と思う項目を考えて、夫婦で話し合い、公正証書として残してください。とのこと。

この話し合いというのが、離婚ともなると本当に難しいです。離婚しようと思うほど関係が崩れているのですから‥‥。
まともに話し合いなんてできません。まともに会話もできないのですから‥。かなり精神的にやれらる作業です。

しかし必ず公の書面に残しておかないといけないと思いました。自分はともかくこどもを守るためにも。

財産分与

こどもたちがお祝いでもらったお金はこどものものなので、財産分与の対象にしなくても大丈夫とのことでした。
車もお互い1台ずつのっていたので、そのままで問題なし。
家も賃貸だったので、問題なし！とのことでした。

実は新築を計画し、図面の打ち合わせを業者さんとしていた私たち家族。色々ともめて契約まではしてなかったのです。契約していたら‥‥と思うと今でもぞっとします(>_<)ほんとによかった。

結婚してから二人が築いた預貯金は共有財産として財産分与の対象になるということでした。

そこで弁護士さんがポツリ・・・・・

弁護士さん「今はまだ二人のものですよね？」
私「どういうこと？‥‥（心の中）」とポカーン
　(ほんとに恥ずかしいくらい私理解力がないんです　汗）

みかねた弁護士さんが言葉を選びながらまたポツリ‥‥‥

弁護士さん「今ならどういう風につかってもいいですよね？」

私「‥‥‥‥。なるほど！先生ありがとうございます！！」

このアドバイスのおかげで私の運命は大きく変わったと思います！　　　

あの家から飛び出す選択ができたのも、新しい生活をスタートすることができたのも、本当にこの弁護士さんのおかげです。

慰謝料は請求できるか？

不倫に気付き、すぐに元旦那に話をしてしまった私。証拠をとっておく考えがありませんでした。ほんとうに軽率でした。
もし慰謝料がもらえたら‥‥。離婚後の生活の助けになるので、思い切って思い聞いてみました。

私「何も証拠がないので、慰謝料は難しいですよね？」

弁護士さん「今から証拠を作っていきましょう。」
　「旦那さんに今後のためにといって、二度と不倫をしないという反省文を書いてもらったり。話し合いを持ちかけ、旦那さんの口から不倫の話がでるようにしてボイスレコーダーに録音したり。」
弁護士さん「不倫相手の住所もあるといいです。」

私「なるほど！！！」

無理かもしれないけど、やれるだけやってみようと心の中で誓いました。
他にも色々とアドバイスをいただいたのですが、

ここでタイムアップ！！

あっというまの40分でしたが、私の中で光が見えはじめた瞬間でもありました。